いっしー
石川 威弘(いしかわ たけひろ)
パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター
パーソナル栄養士とは

みなさんは糖化という言葉を聞いたことはありますか?
老化の原因として最近注目されて来ています。
今回はこの糖化についてわかりやすくざっくり説明していきたいと思います。
糖化が何かをご説明する前に、糖化が起こるとどんなことが起こるのかをまずはご紹介したいと思います。
身体の糖化が進むと身体にどんなことが起こるのでしょうか。
・肌のくすみ、黄ぐすみ、たるみ
・血管が固くもろくなる
・骨が弱くなる
・認知症のリスクが高まる
・糖尿病の合併症に繋がる
糖化が進むことでこのようなことが起こると言われています。*1
まさに歳を取ると進む現象が挙げられていますね。
年齢は関係なく糖化が進むとこのような老化現象が起こってしまいます。
では、この糖化とは何なのかをご説明したいと思います。
パンケーキが茶色くなるのが糖化
糖化を説明するにはパンケーキを例にするとわかりやすいです。
パンケーキはフライパンの上で焼いていると段々と茶色くなっていきます。
パンケーキの色が変わることをメイラード反応といいますが、身体の中でパンケーキのように身体の隅々が焦げ茶色になっていくことを糖化と呼んでいます(かなりザックリ)。
パンケーキの色が変わるのは材料の小麦粉の糖質と卵のタンパク質が熱によってくっつくからです。
この糖質とタンパク質がくっついて出来上がる成分が糖化をすすめる成分(AGEs)になるのです。
パンケーキと同じよに身体の中で糖質とタンパク質がくっついて、糖化をすすめる物質AGEsが生まれ、身体は糖化が進むのです。
糖が余分にあると糖化する
このAGEs(終末糖化産物)が身体に蓄積していくと身体の糖化が進み、体の各所が老化していくわけですが、この糖化を助長する原因の1つが糖質の摂り過ぎです。
例えるならば男子校に通っている学生が女子校の文化祭で女子に片っ端から声をかけるかのように余分な糖質はすきあらばタンパク質とくっついてAGEsになろうとします。
タンパク質がいくら嫌っていても勝手にくっついて来ます。
そのため余剰な糖質を身体の中に持ち合わせることが糖化を進めることとなります。
糖化を進めないために
この糖化を進めないためにはまずは無駄な糖質を摂りすぎないことが重要です。
「無駄な糖質」とは間食で食べているお菓子や何気なく飲んでいるジュース、缶コーヒーなどです。
最近の糖質制限ダイエットの影響で糖質を摂らないようにすると言うとご飯を減らしたりすることを連想してしまいますが、ご飯は糖質であると同時に炭水化物でもあります。
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糖化を進めないためにはまずご飯を減らすのではなく、無駄に摂っている糖質を減らしていくことをしていきましょう。
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糖化とは身体の中の糖質とタンパク質がくっついて老化を進めるAGEsというのが蓄積してしまうことをいいます。
この糖化をいかに防いでいくかということを意識してみることが大切です。
いつまでも若々しくいたいものですね。
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