自律神経系を高校球児に例えて説明してみた

いっしー
こんにちは。パーソナル栄養士のいっしーです。
皆さんは交感神経とか副交感神経という言葉を聞いたことがありますか?
なんとなく知ってるけどうまく説明出来ないという方も多いはず。
自律神経系とは人の身体に大きく関わる神経系です。この自律神経系を理解するのは自分の身体を理解する上で大切です。
今回はこの自律神経系をざっくりとご説明したいと思い、高校球児に例えてみてご説明したいと思います。
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自律神経系は交感神経と副交感神経がある

自律神経系は気分の浮き沈みや体温の調整や内臓の働きや眠気など身体の様々な部分をコントロールする司令塔的な存在です。
この自律神経系で身体の全てはコントロールされていると言っても良いでしょう。

その自律神経系には交感神経と副交感神経の2つが存在しています。
この交感神経と副交感神経は互いに反対の働きをします。

例えるならば、高校球児にとっての鬼監督と優しい寮母さんのような存在です。

交感神経は鬼監督のような役割

交感神経は私達が日中活動するときに活発になっている神経系で、私達の身体を活動的に動けるようにしてくれます。

自律神経が強まることで、気持ちは緊張感を持つことができ、血圧は上昇します。脈拍を早め、頭の回転は早くなります。
まさに仕事中やスポーツ中の戦闘態勢を作ってくれる神経系です。
その舵取りをしてくれるのが交感神経ということです。

例えるならば高校球児にとっての鬼監督のようなものでしょうか。
この鬼監督がいると球児は緊張感を持ち、俊敏に動くようになります。気分は引き締まり、球児はみんな活動的になります。
この鬼監督がいなくなってしまうと練習もダラダラと行い、試合中もあくびをするような腐敗した野球部になってしまうでしょう。
この鬼監督の働きのおかげで日中はピリッと活動が出来ているわけです。

副交感神経は優しい寮母のような役割

交感神経とは反対に副交感神経は夜になると活発になる神経系で、主に身体をリラックス状態にしてくれます。

副交感神経が強まることで、気持ちは落ち着き、血圧は下がります。呼吸もゆっくりとなり、眠気を感じやすくトロンとした状態になります。
睡眠に入る時は副交感神経が強まり交感神経は弱まっています。
リラックス状態を作るのが副交感神経です。

こちらも例えるなら優しい寮母さんのような役割でしょうか。
日中鬼監督にしごかれてヘトヘトになって寮に戻ってきたときに、ホッとさせてくれるような存在です。
仮に自分たちの住んでいる寮に鬼監督も一緒に住んでいたら、高校球児たちは常に緊張状態で気持ちを休めることができなくなってしまいます。
夜は優しい寮母さんの作った料理で気分も身体も休める必要があるのです。
この寮母さんの役割も非常に重要なのです。

 

交感神経はと副交感神経は活発になる時間が決まっている

この交感神経と副交感神経は活発になる時間が決まっており、日中に交感神経が強まり、夕方から夜にかけて交感神経は弱まります。
そして夜になると副交感神経が強まります。
朝になると徐々にまた交感神経は強くなっていきます。

このサイクルはサーカディアンリズム(概日リズム)とも呼ばれ、生まれつき備わっているリズムです。
サーカディアンリズムという言葉は特に重要ではなく、要するに鬼監督と寮母さんの交代制になってるんですよということです。

このリズムを意識して鬼監督と寮母さんのどちらも活躍する場所を提供するように生活をしていきましょう。

 

鬼監督が暴走すると自律神経失調症になる

自律神経失調症という病気が存在します。
これは交感神経と副交感神経のバランスが悪く、うまく心や身体を調整できなくなってしまった状態のことをいいます。
自律神経系を上手くコントロールできなると心や身体の様々なところで不具合が起こってきます。

よくある発症ケースは過度のストレスや疲労が重なる場合や、夜勤など夜にハードワークをしている人が交感神経を緩めることができなくなり交感神経と副交感神経のバランスを崩し、発症する場合です。

これもわかりやすく高校球児の例で考えると、
鬼監督が暴走して大暴れを初めてしまい、毎日泊まり込みの合宿練習を強いられ、朝晩毎日鬼監督に怒鳴られまくる。
優しい寮母は同伴なしでリラックスする余裕もない。
さらに校長やPTAからも期待をされて謎のプレッシャーを常に感じて3ヶ月間過ごす高校球児のような状態。

そんな環境下で不満やストレスを我慢できなくなった球児たちが監督に逆ギレして、野球部を無茶苦茶にしてしまい甲子園出場停止!!
みたいな感じです。

要するに不満やストレスや疲労を蓄積しすぎて完全な混乱状態になっている状態です。
その混乱状態が自律神経系を狂わせるわけです。

ちょっと大げさですが、それぐらい身体や心にストレスや負荷がかかると発症してしまい、リズムもなにもなくなってしまうわけです。

人間の身体も高校球児も集中する時とリラックスする時のメリハリが大切でそのメリハリが身体のリズムを作ります。
あまり無茶苦茶な生活を続けないようにしましょうね。

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いっしー
いかがでしたか?
僕自身が高校球児だったということで少し強引な例えでしたが、なんとなく自律神経系のことがわかったなら幸いです。
難しい専門用語で理解するのは専門家でなければ必要ないので、なんとなくのイメージでまずは理解してもらえればいいかなと思います。
自律神経系の働きを理解してしっかりと身体のリズムを作っていきましょう。

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