栄養士が教える！忘年会・新年会シーズンで太らないために注意したほうが良い５つのポイント

2022年12月12日
2022年12月3日
ダイエット, 健康・栄養

ダイエット

石川威弘（いしかわたけひろ）
パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター
パーソナル栄養士とは

食べながら健康痩せができるダイエット法を公開中

こんにちは。パーソナル栄養士のいっしーです。
忘年会シーズン・新年会シーズンは何かとお付き合いでお酒や美味しい食事を食べる機会が増えますよね。
油断していると年明けに体重が3キロも4キロも増えているかも。
そこで今回は忘年会・新年会でも太らないためのポイントを5つご紹介します。

本気で痩せたい人はこちらをチェック

1 お酒の選び方
2 おつまみの選び方
3 飲み会の始めに食べるもの
4 〆で食べるもの
5 スケジュールの調整の仕方

お酒の選び方

まずはお酒の選び方を注意しましょう。
飲み物を選ぶ時はアルコールの種類に気を配る必要があります。
お酒には醸造酒と蒸留酒という2種類のお酒があります。

ダイエットのためには醸造酒よりも蒸留酒を選ぶようにしましょう。
蒸留酒とはウイスキーや焼酎など、糖質をほとんど含まないお酒です。

特にビール好きの人は気をつけなければいけません。
醸造酒の中でもビールは日本酒やワインと比べても糖質が多いです。
またおつまみもジャンキーなものになりやすいです。
ビールは乾杯の一杯目にするのが無難でしょう。

ビール党はご注意を

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おつまみの選び方

飲み物の選択よりも大きく影響するのがおつまみの選び方です。
お酒の糖質は食事の糖質と比べれば大したことはなく、そこまで大きく影響するものではありません。

むしろ問題なのはお酒の力で食欲が増進してしまうことです。
アルコールは脳の機能を麻痺させ、摂食を抑える働きが機能しなくなり、食欲を増進させてしまいます。

その状態でどんな物を食べるかというのが重要となります。

まず、気をつけなければならないものが糖質と脂質の多い食べ物です。
「美味しいものは脂肪と糖でできている」なんてCMがありましたが、まさにこれに注意しなければいけません。
居酒屋で定番のポテトフライは頼まない方が良いでしょう。
ピザやパスタなども注意が必要です。

おつまみは食べたいものばかり頼んでしまい、こうした糖質や脂質が多い食べ物ばかりになってしまいがちですので、全体のバランスをしっかり意識しましょう。

揚げ物やジャンクフードばかりにならないように注意しましょう。

・フライドポテト
・えびせん
・ポテトサラダ
・揚げたこ焼き
・焼きそば
・ピザ
・パスタ

飲み会の始めに食べるもの

飲み会だとコース料理が組まれていたり、他の人がどんどん注文してしまい、食べる料理を選択できないこともあるでしょう。
それは仕方ないとして絶対に守ってもらいたいことがあります。

それは初めに口にするものを野菜にするということです。

野菜から食べるというのはダイエットをする上でも鉄則ですが、飲み会でも同様に野菜から食べるように心がけましょう。

野菜から食べ始めることで他の食事の吸収を緩やかにして、血糖値の上昇を抑えてくれます。

できれば始めに頼むものは野菜料理やサラダを選びましょう。
サラダや漬物を序盤で頼むことで飲み会での摂取カロリーや飲み会後の血糖値の上がり方が変わるため、太りづらい食べ方ができます。

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〆で食べるもの

お酒を飲んだ後は締めに炭水化物が食べたくなるものです。

しかし締めのラーメンは絶対にやってはいけません。
締めのラーメンは確実に太ります。
これだけは絶対にしないようにしましょう。

その上で締めをどんな物を選ぶほうが良いのでしょうか。
無論、締めを食べなくても良いのであれば食べないでください。

ここではどうしても食べたい時の選択肢をご紹介していきます。

一番良いのは飲んでいるお店で最後にお茶漬けやおにぎりなどの炭水化物を少し食べて終わりにすることでしょう。
やはり、もう一軒締めを食べに行くという行為は確実に食べすぎになります。

仮に飲んでいるお店で締めを食べれず、どうしても締めを食べたい場合はお蕎を選びましょう。
そばもざるそばか山菜そばやわかめそばなどにしておきましょう。
そばには食物繊維が他の麺より多くあることやGI値が引くなどの点があります。
また最後に蕎麦湯を飲むことでルチンと呼ばれるそばに多く含まれる栄養素を補給できます。
油と塩分のたっぷり入ったラーメンのスープを飲むよりよっぽどいいでしょう。