腸内環境と腸内フローラを埼玉県に例えてざっくり説明してみた

いっしー
こんにちは。
パーソナル栄養士のいっしーです。
最近では腸内環境の重要性が科学的にも証明されてきました。
腸は第二の脳とも言われるほど身体にとっては重要な内臓器官です。
今回はその腸内環境の仕組みを埼玉県で例えてみました。
少しふざけ気味なタイトルですが、面白半分に読んでみてください。
ライター紹介
パーソナル栄養士
エキスパートファスティングマイスター
石川 威弘
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いっしー こんにちは。パーソナル栄養士のいっしーです。 僕はお客様の専属栄養士として食事指導やファスティングでダイエットや体質改善のサポートを個人の方に対しています。 今回はお客様からのお声や事例をご紹介していきます。 […]


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善玉菌と悪玉菌と日和見菌

腸内フローラと埼玉県のお話をする前にまずは腸内細菌について少し触れておきましょう。

腸内細菌は人の身体の中に住み着いた菌のことで、種類で言えば数百から千数種類ほど、数で言えば約100兆個の菌が腸の中に住み着いていると言われています。
この菌達の働きが人の身体へ大きく影響を与えるのです。

腸内細菌を大きく3つの種類に分けると「善玉菌」と「悪玉菌」と「日和見菌」です。
善玉菌と悪玉菌は書いて字のごとく身体にプラスの働きをするのが善玉菌。マイナスの働きをするのが悪玉菌です。

日和見菌はどちらでもない菌ではありますが、特徴として善玉菌と悪玉菌、どちらか多い方に味方となって働きます。
クレヨンしんちゃんで言うとネネちゃんやしんのすけに振り回されるマサオ君のような、ドラえもんで言うとジャイアンツやのび太に着いたり離れたりするスネ夫君の様な存在です。

この日和見菌が腸の中で1番多いと言われています。
割合でいうと善玉菌+悪玉菌:日和見菌が3:7です。
つまり善玉菌が多くなれば8~9割が善玉菌として働き、悪玉菌が多くなれば8~9割が悪玉菌として働くことになるのです。

そのため善玉菌と悪玉菌と日和見菌の割合が2:1:7になると理想の状態となります。

善玉菌を増やす腸活

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腸内フローラを埼玉県と照らし合わせてお伝え

ここから腸内フローラの話をしていきましょう。
腸内フローラとは数百から数千種類の腸内細菌がそれぞれ村や町を作っていて、独自の文化を形成しており、その見た目がまるでお花畑のように見えることから腸内フローラと言われます。
腸内細菌叢とも言ったりします。

それぞれ菌達の集落(コロニー)で特徴が違っており、地図上に個性的な村や町が広がっている様なイメージです。

埼玉県で例えてみると、
深谷市ではやたらネギを食べる人が多い。(ねぎの生産が日本一)
秩父郡ではめっちゃみそポテトと豚肉食べてる。(観光に行ったら食べてね)

浦和区は攻撃性の高い人が多い。(浦和レッズ)
小川町はなんかすごいオーガニックな食べ物しか食べない。(オーガニックの町)
所沢市の人はみんな水色の帽子をかぶっている。(西武ライオンズ)
入間市ではひたすら里芋を作っている。(里芋も生産量日本一)
と言ったように各地域で特色があるのと同じように、腸内細菌叢それぞれの村や町で好みの食べ物ややっていることが違います。

とある善玉菌Aの集落ではオリゴ糖を好んで食べていたり、善玉菌Bの集落ではビタミンB2をたくさん作っていたり、悪玉菌Cの集落では肉の脂を好んで食べて周りに異臭を放っていたり。

この様な特徴的な菌達の集落の集まりが腸内フローラであり、この集落のパワーバランスが腸内環境の良し悪しを決めていきます。

そして、この集落が盛り上がるかどうかは菌達がしっかりと食料を確保できるかどうかにかかっています。
善玉菌が喜ぶ食べ物を食べれば、彼らの餌がしっかり確保できて、腸の中で勢力を拡大することができますし、悪玉菌が喜ぶ食べ物を食べれば悪玉菌が堂々と闊歩するような腸内環境となってしまいます。

芝桜やポピーの花が一面に広がる彩の国となるのか、工業排水で汚れた日本一汚い川が流れる”ださいたま”となるのか。

腸内環境もそこに住む菌達によって環境が変わってしまうのです。

免疫細胞が約7割

最後に腸内環境の重要性がよく分かる点として免疫力のことについて触れておきます。
身体の中の免疫細胞は腸の中に全体の7割があると言われています。

これは腸という場所が身体の内側に入れる最も大きなメインゲートだからです。
ここのメインゲートからたくさんの栄養を取り入れて行きます。
その入口から栄養素に紛れ込んでウイルスや細菌も入ろうとしてくるため、入口でブロックするために免疫細胞が腸に集中しています。
ちょうど門番のような役割りです。

免疫機能をお城で例える

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そしてこの免疫細胞の免疫力をコントロールするのが腸内細菌達なのです。
彼らをしっかりと元気な状態にしてあげることで免疫力は高まっていきます。

あの豊臣秀吉軍も落とせなかったのぼうの城で知られる行田市の忍城のように、どんな大敵からも守ってくれる強い菌達を育てていきましょうね。

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いっしー
いかがでしたか?
専門家の中には「自分のお腹の中にいる100兆個の細菌達によって私達はコントロールされている」という人もいるくらい身体に大きな影響を与えます。
腸内フローラを綺麗にすることは健康で活力のある身体作りに直結するのでしっかりと意識していきましょう!
今回埼玉県を面白おかしく使わせてもらいましたが、僕自身も草加市に住んでいたことがあり、埼玉県大好きです。
埼玉県民の皆様、どうかこの記事を読んでも気を悪くされないでくださいね。

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