パーソナル栄養士のいっしーです。
お客様と話している中で気がついたことなのですが、みなさんは昨日食べたご飯を覚えていますか？
3日前に食べたものは？
一週間に食べたものは？
前日に食べたものくらいは覚えていると思いますが、それ以外は意外と覚えていないものです。
今回はダイエットをする上で大切な考え方をご紹介します。
普段食べているものを意識できているか
冒頭でも書きましたが、皆さんは普段食べているものをどこまで覚えていますか？
覚えているとしても3日前くらいが限界ではないでしょうか。
普段食べているものって意外と覚えていないものですよね。
「食べるの大好き」という人ですら3日前に起こった出来事は覚えているのに3日前の夕食は覚えていないものです。
実際に食べたものに対しての記憶なんてその程度だったりします。
それだけ僕たちは自分が食べたものに対して意識を配っていないということです。
食事のシーンは2種類ある
食事には大きく2つの意味合いがあると思っています。
1つは動物として命をつなぐための食事。
人間も動物も食べなければエネルギーがなくなってしまい死んでしまいます。
そのため僕らは毎日食事を摂ります。
食べることは生きることなのです。
そしてもう１つの意味合いが楽しみとしての食事です。
人間は動物のように命をつなぐためだけに食べているわけではなく、おいしい食事を摂ることで幸福感を味わったり、誰かと一緒に食べることで喜びを感じることが出来ます。
「食事」というものを「快楽」として位置づけています。
これが他の動物と大きく違うところでしょう。
食事はこの2つの意味合いを持っているわけです。
どうでもいい食事をどう食べるか
さて、ここからが本題ですが、おそらく何を食べたか長らく覚えていられるのは「楽しみとしての食事」の方だと思います。
「あの日は新宿で〇〇さんと夕食を食べたな。確かイタリアンだったな。」
という具合に思い出すことも多いでしょう。
逆に思い出せない食事は「命をつなぐための食事」の方です。
仕事で忙しい時のランチやバタバタしている日の朝食など、食事に意識が向いてない事もあるでしょう。
「夕食食べなきゃ」「食事取らなきゃ」という義務間の様な理由からとりあえず食べた食事は何を食べたのか思い出せないものです。
ダイエットで大切なのは後者の「命をつなぐための食事」でどんな物を食べているかが重要です。
「お腹も空いたしとりあえず食べよう」と思った際にどんな食事の選択をしているでしょうか？
理性をあまり働かせずに「とりあえず牛丼でいいや」「とんこつラーメン食べたいな」「パスタランチでいいや」となっていませんか？
この記憶にも残らない食事を食べる際に本能の赴くまま食事を食べることが続くと結果として自分の身体に跳ね返ってきます。
どうでもいい食事をしっかりとバランスの良い食事にする意識を持つだけでダイエットに繋がります。
どうでもいい食事ほどバランスの良い食事を摂り、整える必要があるのです。
楽しみとしての食事を制限するからダイエットが辛くなる
ダイエットを頑張っている人でよく陥りがちなのが「楽しみとしての食事」を制限してしまっているケースです。
楽しみとしての食事まで制限をかけてしまうとストレスが溜まってしまいダイエットが続かなくなってしまいます。
どこかのタイミングでハレーションが起こり、結果ダイエットがうまく行かないパターンです。
大切なのは「命をつなぐための食事」と「楽しみとしての食事」をしっかりと切り分けてメリハリをつけることです。
普段の食生活はダイエットのためにしっかりと努力を続けて、たまにある友達との食事や飲み会はとことん楽しむのが、長くダイエットを続けられるコツです。
メリハリをしっかりと付けるようにしましょう。
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いっしー 石川 威弘（いしかわ たけひろ） パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター パーソナル栄養士とは 食べながら健康痩せができるダイエット法を公[…]
今回の内容はダイエットだけではなく健康全般でも言えることです。
しっかりと自分が食べるものに気を配り、自分の身体は自分でコントロールしましょう。
僕たちは食べたもので出来ています。
しっかりと日々の食事に気を使いましょうね。
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