栄養士の僕がファスティングを教えている本当の理由

いっしー
こんにちは。
パーソナル栄養士のいっしーです。
僕は栄養士の資格を持ちながらエキスパートファスティングマイスターという資格を取り、ファスティング(断食)を教える先生もしています。
人にご飯を食べさせる仕事の栄養士の僕がなぜ真逆のご飯を食べさせないファスティングの先生をしているのか。
今回は栄養士の僕がファスティングを教えている理由をお伝えしたいと思います。

栄養士・管理栄養士は大学で4年間、ないしは短大で2年間みっちり食事について勉強する食のスペシャリストです。

どんな栄養素が人間には必要なのか。
食事をすると身体にはどんな変化が起こるのか。
適正な食べる量はどのくらいなのか。
それはなぜなのか。
食べ過ぎるとどうなるのか。

基本的には食べ物を食べると身体の中でどのような事が起こるかを学びます。
その上で病院や学校や老人ホームで人を健康にするために献立を考えたり、カウンセリングをしたり、料理を作ったりするのが栄養士の従来の仕事です。

食事を食べてもらい人を健康にするのが仕事のため、食事を食べさせない真逆のファスティングは基本的には否定的な人が多いです。

ではなぜ僕はファスティングを取り入れることにしたのでしょうか。

 

食べ過ぎによる病気が増えた時代だからこそ食べない健康が必要になった

ファスティングは食べないことで人を健康にする引き算の栄養学とも言われています。

従来の栄養学は食べることによって人を健康にする足し算の栄養学です。

栄養士が日本に定着したのは1950年頃。つまり戦後です。
この時代は食べるものが少なく、どんな栄養素が不足しているか、何を食べれば健康になれるかという部分にフォーカスを当てていました。
時代的に足し算の栄養学が必要だったのです。

しかし、現代は飽食の時代とも言われ、食べ過ぎによる病気が増えました。
糖尿病・高血圧・肥満など、これらの生活習慣病と呼ばれるものはどれも食べ過ぎや偏った食事から起こる病気です。

今までの足し算の栄養学だけでは対応ができなくなってきており、何を食べないほうが良いのか。どれくらい食べるのが適正なのかということが重要になってきているのです。

ファスティングを学んでみると栄養学だった

何も食べないと人の身体にどのようなことが起こるのか。それを理解するとファスティングを教えることが出来ます。
僕自身もファスティングの理論を勉強して気がついたのですが、食べないことで起こる身体の変化も栄養学の理論で説明ができるのです。

人間の歴史を紐解くと、食べ物が十分に食べられない時代のほうが圧倒的に長かったため食べ物が食べられない、食べ物が少ない時でも元気でいられるような機能を身体は持っています。
具体的に言うと糖新生やオートファジーなどの機能です。

飽食の時代となりその機能をあまり使わなくなりました。
本来はその機能を使うことで身体は元気になり、健康を維持できるように長い人間の歴史の中で身体にプログラミングされてきたのです。

ファスティングは健康な状態でその機能を使おうという考え方です。
常に絶食するのは危険ですが、食べ過ぎている現代だからこそ意識的に食べない事で不必要なものを削ぎ落とすという期間を作るのは重要になってきている。
ということが学んでいくと理解できました。

これだけ食事が満足に取れるようになった時代はここ数十年の話ですから身体が飽食に対応できないのもうなずける話です。

 

身体が劇的に変わると食事の大切さが腑に落ちる

ファスティングが栄養学的な理論で説明ができることがわかっただけでは、ファスティングを強くオススメする理由にはならなかったのですが、ファスティングを人に伝えていく過程で栄養士として強くオススメしたい理由が2つ見つかりました。

1つ目が健康を意識するキッカケになること。

食事や栄養学には興味ないけど、断食やらデトックスやらスッキリする感覚はやってみたいという好奇心旺盛な方とご縁を持てるようになりました。
最近は芸能人やプロアスリートの方々もファスティングをするようになり、ファスティングがより一般的になってきた影響もあり、

「栄養学とか硬い話は興味ないけどファスティングやってみたい!」
という方が話を聞きに来てくれる機会が増えました。

栄養士にとって健康な人に健康の大切さを伝えるのはとても難しい課題なのですが、ファスティングをしているとそれをキッカケに健康に興味を持ってもらえるようになるのです。

そして2つ目の理由が栄養士としてファスティングを取り入れている最大の理由なのですが、ファスティングをするとデトックス効果で身体が大きく変わります。

頭が冴え渡ったり、集中力が増したり、睡眠の質が向上したり、アレルギーが緩和したりします。
それを実感すると必然的に「食事で身体にこれだけ影響を与えるんだ」ということが腑に落ちることが非常に多いです。
食事って大切なんだと言うことが腑に落ちることで食事を見直そうと考える人が非常に多いです。

その感覚が腑に落ちる人とそうでない人では僕がお伝えする食事のことや栄養学の話の吸収率が全然違います。
やはり腑に落ちてない人にいくら話しても頭では理解できても行動にまで移してくれる人は稀です。
どんな膨大な栄養学の知識よりも自身が食事と健康について納得して腑に落ちる感覚を持つことのほうが何倍も大切だと思います。

ファスティングをすることで痩せるとかアレルギーが改善するとかデトックスが起こるとかも魅力的な効果なのですが、
この腑に落ちる体験をしてもらうことがファスティングの最大の魅力であり、栄養士としてファスティングをオススメしたい本当の理由です。

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いっしー
いかがでしたか?
食事って大切だよね。健康って大切だよね。と頭では理解している人も多いと思いますが具体的な行動ってなかなか取れないですよね。
しかし、頭ではなく腹に落ちると人は行動が変わるというのをファスティングを教えていて何度も体験しました。
もし栄養士の人がこの記事を読んでいたら、ぜひファスティングやってみてほしいです。

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