石川 威弘(いしかわ たけひろ)
パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター
パーソナル栄養士とは
出版社へのコネも人脈もなかった僕がこの度、本を出版することになりました。
今回は実際に出版まで実現できた経緯をご紹介したいと思います。
令和3年10月15日発売
気まぐれ断食(SBクリエイティブ)
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本を出版するための一般的な方法
まずは本を出版するための一般的な方法をご紹介します。
・自費出版
自費出版は自身が出版社にお金を払って出版するスタイルです。
出版する本の内容を自由に決められるため自由度が高いですが、費用が200万円~300万円かかるものが一般的です。
どうしても出版したいという方以外は難しい金額です。
・商業出版
商業出版は出版社が利益を出すことを目的として本を出版するスタイルです。
そのため著者は費用を負担する必要がありません。
しかし、本の企画を出版社に提案し、厳しい企画審査を通過しなければ実現しません。出版社も売れる本を作らないといけませんから狭き門だと言われています。
また、出版社の意向が常にあるため、自身が書きたい内容と変わってしまう可能性もあります。
・電子出版
とても気軽に出版ができる方法として電子出版があります。主にamazonの電子書籍などに販売するスタイルです。
これは誰でも簡単にできる方法で、代行業者もいるため紙の書籍にこだわらない場合はオススメの出版方法です。
大まかな出版方法はこのような方法があります。
出版に至るまでの経緯
ここからは僕が出版に至った経緯をお話ししましょう。
僕は商業出版という形で出版することができました。
商業出版でしたが、特に出版社に本の企画を提案したわけではありません。
なんとありがたいことに出版社からお声をかけていただけたのです。
1年前1月、突然メールアドレス宛に「出版企画のご相談」と連絡が来ました。
初めは疑心暗鬼でメールを見たのですが、メールには「断食の本を作りたいので相談に乗って欲しい」と書かれていました。
ひとまずお話だけでも聞いてみようと思い、メールを返信してzoomで顔合わせすることになりました。
決めては日々書いていたブログ
実際にzoomでお会いした方はとある出版会社の編集担当者さん(Nさん)でした。
話を聞いてみると、まだ出版確定ではなく一緒に企画を練って欲しい。企画会議に通ったらぜひ石川さんに書いてもらいたい。
というものでした。
その編集担当者のNさんは「世の中にあるお医者さんが書いているお硬い断食本ではなく、もっと手軽に断食をしたくなる本を出版できないか」と考えていたそうです。
そんなおりに、僕が書いていたブログを見つけてくださり連絡をくれたとのことでした。
Nさんの方の出したい本のイメージに共感できたため、一緒に企画を考えることになりました。
こうして企画段階ではありますが、出版に向けて動き出すことができたのです。
企画が通らず悪戦苦闘
編集担当の方から相談をもらったからと言って必ずしも出版できるとは限りません。
面白い本の企画を練り、企画会議に通ったら出版という流れになります。
冒頭にも書きましたが、出版会議が狭き門であり悪戦苦闘しました。
編集担当者のNさんと3~4回と打ち合わせを重ね、何度も企画会議に提出してもらいましたがなかなか通りません。
Nさんからの連絡も企画会議を重ねるごとに徐々に連絡が来なくなり、2~3ヶ月に一度のやりとりが続きました。
気がつけば1年半、ついに出版が確定
気がつけば1年以上経過して、未だ企画会議は通らずにいました。
Nさんからは、色々と長きにわたりご尽力頂いているにもかかわらずなかなか前進せずご迷惑をおかけしております。と連絡が来るばかりで話の進展がなかなか起こりません。
編集担当から直接出版企画の話をもらっても、企画が通らないことってあるんだなと半ば諦めかけていました。
そんな中、Nさんから
「もともと出そうと思っていた出版社を諦めて、複数の出版社に声をかけてみたところ出版してみたいと手を上げてくれた会社が見つかりました。」
という内容のメールが届きました。
Nさんが企画を持って様々な出版社に企画を提出してくださっていたようです。
こうしたNさんの尽力もあり企画の相談をいただいてから1年半
SBクリエイティブ様にて出版が確定し、具体的な出版の話にまで繋がりました。
日々書いているブログから出版へと繋がることはあります。
ブログを始めた頃は誰が読んでいるかもわからない記事をひたすら書いていて辛い時期もありましたが、こうして結果が出て本当によかったです。
こうしてブログを読んでくださっている皆様に改めて感謝申し上げます。
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