いっしー
石川 威弘(いしかわ たけひろ)
パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター
パーソナル栄養士とは

最近はファスティングも一般的になってきたためか、「私も半日ファスティングやってます!」というお声を聞くようになりました。
ただ、お話を聞いてみると半日ファスティングではなくただの欠食を半日ファスティングと言い換えている方がたまにいらっしゃいます。
今回は半日ファスティングと欠食の違いを解説します。
無計画に食べないのはただの欠食である
私も半日ファスティングはたまにやってます!
とお声掛けいただくことも最近は増えてきました。
ファスティングという言葉が一般的になってきたため生活にファスティングを取り入れる人が増えてきたのは嬉しいことです。
しかし、気をつけたいのはただの欠食を半日ファスティングと言い換えて言っている場合です。
確かにファスティングは断食のことなので食事を1食抜いて半日間過ごせば半日ファスティングと言えますが、見方を変えればただの欠食です。
明確に半日ファスティングの定義は存在しないので言ったもん勝ちみたいなところはありますが、
水だけファスティングをオススメしないのと同じ様に、無計画に半日ご飯を抜く行為はオススメしません。
それは栄養士からしたらただの欠食です。
半日ファスティングはファスティングの効果を得られるように計画的に食事を断つ行為なので、思いつきで食事を摂らないのは欠食と言ったほうが正しいでしょう。
計画的に食事をコントロールするのが半日ファスティング
半日ファスティングは13~15時間食事を摂らないことをいいます。
さらにファスティングの効果を得るためにはその生活を2週間以上続けて貰う必要があります。
その13~15時間は水だけで過ごすやり方もありますが、あまり推奨はしません。
半日のファスティング中もファスティング専用のドリンクから必ず栄養素を取り入れながら行うことが重要です。
半日ファスティングは内臓器官を休ませることも大切ですが、栄養素を取り入れて代謝を回すことも重要です。
完全に水だけの半日ファスティングでは栄養素が枯渇してしまい身体にとって逆効果となってしまう恐れがあります。
半日ファスティングは計画的に行い、かつ栄養素を取り入れながら行うものと覚えておきましょう。
半日ファスティングが有効なタイミング
半日ファスティングは気軽にファスティングができるためオススメしたい方法です。
やり方は至って簡単で朝食もしくは夕食をファスティング専用のドリンクに置き換えて13~15時間食事の間隔を上げていただくだけです。
そうすることで内臓器官が休まり疲労回復に繋がります。
前日の夜に飲み過ぎた時や食べすぎた時、なんとなく胃や腸が重たい時に行うとスッキリすることができます。
しかし、ファスティングの代名詞でもあるデトックス効果は期待できないでしょう。
もし半日ファスティングでデトックス効果を得たい場合は半日ファスティングを最低2週間は続けて頂く必要があります。
経営者や忙しいビジネスマンは3日間ファスティングのスケジュールが取れない場合が多いので、半日ファスティングを数週間続けることをオススメしています。
いっしー 石川 威弘(いしかわ たけひろ) パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター パーソナル栄養士とは 食べながら健康痩せができるダイエット法を公[…]
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半日ファスティングと欠食の違いは栄養素をしっかり取り入れているかいないか。
計画的にやっているかどうかの違いがあります。
単純に欠食したことを半日ファスティングと言い換えて自分を誤魔化さないようにしましょう。
言葉で誤魔化しても必ず身体には跳ね返ってきます。
半日ファスティングは計画的に行いましょう。
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