【栄養士が解説】ファスティングの日数はどう決める?日数による効果と頻度を紹介


いっしー

石川 威弘(いしかわ たけひろ)
パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター
パーソナル栄養士とは


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いっしー
こんにちは。
パーソナル栄養士・ファスティングマイスターのいっしーです。
ファスティングには様々な種類があり、どれくらいの日数をどれくらいの頻度でやったほうが良いのか迷われる方もいるかもしれませんね。ファスティングは食べない日数の長さによって効果が異なります。
そこで今回はファスティングの日数による効果の違いとファスティングの頻度について解説します。

ファスティングの日数について

ファスティングには様々な種類があり、食べない日数によって効果も変わってきます。
先にファスティングの日数別の種類について紹介をすると以下のようなものがあります。

  • 半日ファスティング(16時間断食)
  • 1日ファスティング(24時間断食)
  • インターミッテントファスティング(断続的断食)
  • 5:2ファスティング(2日断食)
  • ロングファスティング(3日間以上の断食)

それぞれ食べない日数や時間が異なり、ファスティングを行う頻度も違います。
ご自身の目的や得たい効果によってどのファスティングをするのか決めていくと良いでしょう。

また、ファスティング期間中に酵素ドリンクやプロテインなど、取り入れものによっても効果が変わりますので、どんなファスティングをするのか合わせて検討することをオススメします。

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ファスティングの日数別種類と効果について

ここからはファスティングの日数による効果の違いとオススメの頻度をご紹介していきます。
ぜひご自身に合ったファスティング方法で行ってみてくださいね。

半日ファスティング(16時間断食)

難易度    :★
減量効果   :★★
デトックス効果:★★
期待できる効果:内臓機能の回復・疲労回復・少食効果

最近主流になりつつあるファスティング方法の一つが半日ファスティング(16時間断食)なのではないでしょうか。
取り組みやすいファスティング方法のため、「16時間断食ならやったことあります」という方にお会いすることも増えてきた印象があります。

朝食又は夕食を食べずに、16時間断食をする方法です。
食事を摂らない時間を意識的に作ることで内臓器官を休ませてあげることが出来るので、疲労回復に繋がります。
また、総摂取カロリーを抑えることにも繋がるため、少食効果やダイエット効果も見込めるファスティングです。

単に食べすぎた翌日に行うこともオススメですが、期間として10〜14日間ほど連続で続けるとより効果を得られるでしょう。
半日ファスティングの生活がご自身の生活スタイルと合うようであれば、1~3ヶ月間続けることをオススメします。

ただし朝食や夕食を摂らないだけのやり方は、ただの欠食となってしまいます。
長期的に続けると栄養不足を起こし、代謝が下がってしまう恐れもあります。
オススメは酵素ドリンクやプロテインを食べない時間帯に取りながら行うことです。

1日1食生活を続けている方もたまに見かけますが、長期的な視点で見ると栄養失調を起こす恐れがありますので、酵素ドリンクやプロテインやサプリメントを活用しながら行うことをオススメします。

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1日ファスティング

難易度    :★★
減量効果   :★★★
デトックス効果:★★
期待できる効果:内臓機能の回復・疲労回復・腸内環境の改善・少食効果

丸1日、食事を断つファスティングです。
こちらも半日ファスティング同様、内臓器官を休ませてあげることでの疲労回復効果があります。

人の内臓(胃や腸)は食事を摂ることで毎日活動をしています。
食べ物を消化吸収することは想像以上にエネルギーを使うことになりますが(食事誘発性熱生産)、その活動を1日休ませてあげることで、エネルギーは節約され、その分、身体の回復に集中出来るようになります。

こちらも半日ファスティング同様に全く食事を摂らないという方法はオススメしません。
品質の良いしっかりとしたファスティング用のドリンクを使い、行うようにしましょう。

筆者の場合は1ヶ月に1回の頻度で1日ファスティングを生活に取り入れています。
自分の身体のコンディションを整える上で非常にオススメです。

1日ファスティングは簡単で効果も得やすいので、ぜひ挑戦してみてください。

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インターミッテントファスティング

難易度    :★★★
減量効果   :★★★★
デトックス効果:★★★
期待できる効果:脂肪燃焼効果・解毒効果・内臓機能の回復・疲労回復・腸内環境の改善・少食効果

「インターミッテント(intermittent)」とは断続的、途切れ途切れという意味がありますので、インターミッテントファスティングは「断続的な断食」ということになります。
月曜断食という書籍がベストセラーとなりましたが、毎週月曜日にファスティングを行う方法もインターミッテントファスティングの一種類です。

1日ファスティングや16時間断食など単発で考えるのではなく、計画的かつ継続的に行うことでファスティングの効果を高めることができます。

ダイエットのために行うのだとすれば、16時間断食なら「1~3ヶ月間」、1日ファスティングなら「1週間に1度を1ヶ月間」の頻度で行うのが良いでしょう。

やり方によっては急激に体重が落ちすぎてしまい、リバウンドを起こしやすくなりますので、一度専門家に相談して、計画を立てて取り組むのが良いでしょう。
頻度に関してはあくまで一般論ですので、一人一人の体型や体調や体質に応じてコーディネートしてもらうのが良いと思います。

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5:2ファスティング

難易度    :★★★★★
減量効果   :★★★★★
デトックス効果:★★★
期待できる効果:脂肪燃焼効果・解毒効果・内臓機能の回復・疲労回復・腸内環境の改善・少食効果
インターミッテントファスティングの中で最もポピュラーで効果のある方法が5:2ファスティングです。
このファスティング方法は1週間で1日ファスティングを2回行うやり方です。
1週間のうち5日食べて、2日食べないので5:2ファスティングと呼ばれています。
この5:2ファスティングは隔週、もしくは毎週スケジュールを組んでファスティングを行います。期間としては1〜2ヶ月ほど続けます。
減量効果は非常に高いですが、食べて良い5日間も食事の制限が非常に多く、難易度としては高いです。
食べても良い5日間を適当にやってしまうと、過食症に繋がったり、胃腸の炎症を起こす恐れもありますので、慎重に行う必要があります。
リバウンドのリスクもあるため、指導を受けながら行うことをオススメします。
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ロングファスティング

難易度    :★★★★
減量効果   :★★★★
デトックス効果:★★★★★
期待できる効果:脂肪燃焼効果・解毒効果・アレルギーの改善・睡眠の質の向上・内臓機能の回復・疲労回復・腸内環境の改善・少食効果

筆者が一番オススメしている方法が、3日間以上の断食期間を過ごすロングファスティングです。
3日間以上のファスティングは身体に溜まった毒素を出せるデトックス効果が非常に高く、スッキリ感が半日ファスティングや1日ファスティングよりも効果が圧倒的に高いです。

また、脂肪を燃焼させて効率よくダイエットをするためには3日以上のファスティングが効果的です。

5:2ファスティングのように長期間の食事制限もないため、1週間ほどの短期集中で効果を得ることができるところも難易度が下がる点です。

取り組む頻度としては、ダイエットをしたい場合は1~2ヶ月に1度がオススメです。
継続的な体重維持やコンディション維持、デトックス目的であれば3~4ヶ月に一度行うのが良いでしょう。

ロングファスティングの具体的な効果についてはこちらの記事を参考にしてもらえるといいと思います。

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一方でリスクも伴いますので、健康状態によってはロングファスティングが出来ない人もいるため、挑戦する際には必ずファスティングマイスターなどの指導者から指導受けながら取り組むようにしましょう。

3日間以上のファスティングは我流で行ってしまうと、リバウンドや筋肉量の減少に伴う代謝の低下、ひどい場合は過食症になる恐れもあります。

デトックスの過程で強い好転反応も現れる人もいますので、不安な方は相談してから取り組むことをオススメします。

自分の目的にあったファスティングを選ぶ

ここまでファスティングの日数や期間による効果の違いややり方をご紹介してきました。

どのようなファスティングを行うかに関しては、ファスティングの目的を明確にして、自分のライフスタイルや健康状態、体質や体型を踏まえて選ぶようにするとファスティングは失敗しづらいです。

ファスティングはダイエットにも健康にも効果の高い方法なので、しっかりと調べた上で、自分自身に合った方法を取り入れてみてくださいね。

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いっしー
いかがでしたか?
日数や期間、頻度によってファスティングの効果ややり方が違います。
目的やライフスタイル、体質や健康状態によって使い分ける必要がありますので、自分に合ったやり方で取り組めると良いですね。
自分に合ったファスティング方法を知りたい場合はご相談に乗りますので、お気軽にご連絡くださいね。

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