血糖値を小学生でもわかるようにざっくりと説明してみた


いっしー

石川 威弘(いしかわ たけひろ)
パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター
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いっしー
こんにちは。パーソナル栄養士のいっしーです。
皆さん血糖値という言葉は聞いたことがあると思います。
しかし説明してと言われるとぼんやりとしか出来ない方が多いのではないでしょうか?
今回は血糖値って結局なんなの?という人のためにざっくりとご説明します。

血糖値は血液中に含まれる砂糖の濃度

血液中には砂糖(正確には砂糖ではないですがざっくりなので)が常に流れています。
その血液中の砂糖(糖質)の濃度が血糖値です。

健康診断の結果で血糖値の数字を見ると100mg/dLという値で書かれています。
これは血液100㏄中に100mgの砂糖(糖質)が含まれていますよという数値です。

血液の中には常に糖質が流れており、この糖質の量が増えていくと血糖値が高くなり糖尿病と言われるようになります。

 

食事と空腹の血糖値

血糖値が上がったり下がったりするのはなぜなのかも解説していきます。
食事の中には糖質が入っています。例えばご飯はよく噛むと甘いですね。
それはご飯の中に糖質が含まれているからです。
この糖質がお腹の中に入り、胃で消化され、小腸で吸収されます。

小腸で吸収された糖質はどこに行くかと言うと、血液を通って体の隅々まで運ばれます。
血液を通ってということがポイントですね。
つまり、食事を食べると食事の中に含まれていた糖質が身体の中に入り血液を通るのです。

そうすると血液中の糖質が増えます。
つまり血糖値が上がるということです。

その後血液通って体の隅々まで運ばれた糖質はエネルギーや貯蔵しやすい糖に変えられ消費されるか貯蔵されます。そうすると血液中の糖質は減るため血糖値は下がります。

この時身体で働いてくれるのがインスリンというホルモンです。
このインスリンが血液中の糖質を貯蔵しやすい糖に形を変えてくれて肝臓と筋肉に貯蔵しておいてくれるのです。


余っている砂糖を蔵にしまっておくような感じですね。

これが食事を摂ったときの血糖値の一連の流れです。
食べ物が入ってくる→消化吸収する→血液中に糖質が流れ込む→血糖値が上がる→インスリンが出る→体中で糖質が使われたり、貯蔵される→血糖値が下がる

 

糖尿病は血糖値が下がらなくなった病気

ここまでを理解すると糖尿病がどんな病気なのか理解しやすいです。
糖尿病は血糖値が下がらなくなってしまった病気です。

砂糖を取りすぎた結果、血糖値が上がりすぎて下げるのが間に合わなかったり、下がりきらない状態が糖尿病です。
そうすると血液中に常に高濃度で糖質が流れている状態となり、尿にまで糖質が混ざってしまうから糖尿病なのです。

糖尿病になるとどんなリスクが有るかは調べてもらえればたくさん出てくるのでこちらでは紹介しませんが、様々な病気のリスクを高めるため糖尿病には絶対にならないようにしましょう。

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いっしー
いかがでしたか?
血糖値や糖尿病という言葉はメディアでもよく聞きますが、今更聞けない感じはありますよね。
血液には糖質が常に流れていて、血糖値は血液中の濃度のことです。
難しく考えず、シンプルに理解しておきましょう。

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