東京都の南の島!八丈島の郷土料理まとめ

いっしー
こんにちは。
旅する断食栄養士のいっしーです。
僕は世界一周をした経験があり、
各地の食文化を学ぶのが大好きです。
今回は八丈島に行ってきたので
八丈島の郷土料理について書いていきます。

八丈島の歴史

食べ物ではなくいきなり歴史の話になりますが、
歴史と食文化は関わりが深いためさらっと触れておきます。

八丈島は江戸時代に流人の島として、罪人が流されてくる場所だったそうです。
流人第一号として流されたのが宇喜多 秀家。
豊臣秀吉の家臣で備前岡山城主として57万4,000石を領していた偉い武将です。
関ヶ原の合戦に西軍の総帥指揮をとるも
合戦に敗れ、34歳で八丈島に流罪されたそうです。

江戸時代には約1,900人の流罪人が流されてきたようです。
出典:http://www.town.hachijo.tokyo.jp/gaiyo/history.html#

 

八丈島の食文化

八丈島の郷土料理は素朴で保存の聞く食べ物が多くあります。
江戸時代には罪人を流す島として扱われていた八丈島は、当時の幕府から軽視され貧しい島だったんじゃないかと思います。
また、江戸時代の八丈島は天災や飢餓が多く、島民の生活は厳しいものだったと言われています。
そのため、保存の効く食事文化が根づいており、素朴で保存の効く郷土料理が多いのかもしれません。

 

八丈島の郷土料理

さて、ここからは八丈島の郷土料理を見ていきましょう。

くさや

強烈な匂いと魚の旨味のマッチングがなんとも言えない味わいの料理です。

八丈島にも多くの水産業者の方がくさやを作っています。
もともとくさやは新島から伝わったものだそうです。

300年以上受け継がれているくさやは伊豆諸島の保存食として島民に親しまれていました。
くさやは塩汁(くさや汁)に漬け込んだ青むろあじやトビウオを天日干しにした干物。

当時貴重品だった塩を節約するため、同じ塩水に何度も魚を漬けていくうちに
塩水に魚のエキスが加わり、くさや汁が出来上がったそうです。

焼いてる時の匂いはものすごいですが、
個人的には大好きな郷土料理です。

 

あしたば料理

伊豆諸島の有名な郷土料理でくさやと肩をはるのがあしたば料理
明日葉は温暖な気候を好み、伊豆諸島の大島や八丈島で多く栽培されている特産野菜です。
「今日摘んでも明日には新しい芽が出る」と言われるほど
生命力の強い作物なので「明日葉」と言われています。

独特な苦味がクセになる野菜で
お浸し、和え物、天ぷらなどにして食べられることが多いです。

非常に栄養価の高い食材で
ビタミンB2(0.24mg)、ビタミンC(41mg)、食物繊維(5.6g)、鉄分(1.0mg)などが豊富に含まれています。

八丈島には明日葉のお浸しから明日葉のナムル、明日葉うどん、明日葉茶、明日葉ビールまで
たくさんの明日葉料理を楽しむことが出来ます。
僕はシンプルに和え物が好きですね。

 

島寿し

八丈島の寿司屋や居酒屋を中心に多くのお店で出しており
島民にも親しまれている島寿し。

ネタである刺し身を醤油ベースの漬けダレに漬け込み
シャリは甘めに味付けた酢飯を使った
ヅケの握りです。
また、わさびの代わりにからしを使ったアクセントが非常に美味しいです。

もともと刺し身の鮮度を保つために漬けた刺し身を寿司にしていたそうですが、
今では島寿しという立派な郷土料理として食べることが出来ます。

 

ぶど

八丈島近郊で取れる海藻をぶどといい、
その海藻を水で煮詰めて、寒天上に固めた料理をそのまま「ぶど」と呼んで、
家庭や飲食店などで親しまれています。
見た目は真っ黒で、食べるとホロホロとした食感のため
通常の寒天寄せとは食感が違っています。
また磯の香り強いので、
若い人には好まれない味わいなのかもしれません。

 

麦雑炊

名前の通り押し麦だけを使った雑炊です。
しいたけやカツオの出汁を使って炊き上げる雑炊です。
食物繊維の豊富な麦を雑炊にするため非常に食べごたえのある雑炊です。

こちらの郷土料理も歴史と照らし合わせて見ると、
もともと米作りが難しい土地で島に米が少なく、
麦をたっぷりの水で炊き上げることでお腹を満たしていたものが
郷土料理として伝わってきたのではないかなと思います。

作ったお米も幕府に献上していたのかもしれませんね。

 

きんぼし

少しマニアックなものですが、
干したさつまいもをカラカラに乾かしたものをキンボシというそうです。

八丈島では昔から食べられてきた保存食で、
カラカラにしたさつまいもを水でコトコトと煮て、
少しの砂糖を加えて食べるそうです。

今はキンボシと共に小豆も加えて、
砂糖を入れて炊き上げ、
こしあんのように練ったものを食べたりもするようです。

 

島とうがらし

八丈島で育てられている激辛の唐辛子です。
八丈島ではお土産屋さんにたくさんの島とうがらしを使ったお見上げが売られています。
またお刺身に島とうがらしが添えられていることがあり、
島民の方はこの島とうがらしを醤油に入れて、辛い醤油でお刺身を食べる文化があるのだとか。(写真の手前の唐辛子)

実際にやってみましたが、
東京の本島出身の僕には辛くて、普通にわさびで食べたほうが美味しいと思ってしましました。
もし八丈島でお刺身に添えられていたらトライしてみてもいいかもしれませんね。

 

島焼酎


郷土料理ではないですが、
伊豆諸島は焼酎が有名です。

もともとは江戸の末期に薩摩(鹿児島)の商人が島流しで八丈島に流され、
島にあったさつまいもを見て、焼酎を作り始めたのが始まりだそうです。
米が少なく、さつまいもを保存食として食べていた文化があったため、
芋焼酎と島で作られるようになったようです。
そのため、八丈島には米焼酎が作られていません。

また八丈島の焼酎は芋麦をブレンドした焼酎があるのも少し変わった焼酎文化かもしれませんね。

 

*LINE@からファスティングについてのご質問やご相談はお気軽にどうぞ。

 

いっしー
いかがでしたか?
東京から飛行機で1時間で行けちゃう東京都の離島。
週末の休みを利用して独特な食文化を体験しに行ってはいかがでしょうか。

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