免疫機能について身体をお城に例えてざっくりと説明してみた

いっしー
こんにちは。
パーソナル栄養士のいっしーです。
風邪を引きづらくしたい、病気にならない身体になりたいと誰もが願うと思います。
そこで身体の免疫について学ぼうと思っても、NK細胞とかキラーT細胞とかマクロファージとか免疫グロブリンとか専門用語が多すぎてよくわからず眠くなってしまいますよね。
そこで今回は免疫機能をざっくりと理解していただくために、身体をお城に例えて説明したいと思います。
面白半分で読んでみてください。
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身体の内側と外側を考える

お城の話をする前に身体の内側と外側について少しお話をしましょう。

身体の中で免疫機能が最も集中しているところは腸と言われており、身体の免疫細胞の7割が腸の中に集中しています。
なぜ腸の中にそれだけ免疫細胞が集中しているのでしょうか。

これは腸という器官が身体の内側に入り込める入り口となっているからです。

身体の内側と言うと胃や腸など内臓を内側と考えてしまいますが、正確にはまだ内側ではありません。
人間の身体は口から食道、胃、腸、肛門と1つの管で繋がっていますが、それはずっと一枚の皮で繋がっています。
その内臓の内側にある血管や細胞が本当の身体の内側となります。

図に描かれている内臓器官は肌とずっと繋がっているので身体の内側ではなく外側となります。
そして身体を作っている細胞が身体の本当の意味での内側。

そして血管や細胞がある身体の内側にはどこから入れるのか。そこが腸なのです。
腸は身体の内側に入れる入場門となっているのです。

 

身体をお城で例える

さて、ここから身体をお城で例えてみてみましょう。

身体をお城で例えるならば腸はお城にとっての最大の入場門となっています。
ここからお城の中で使われるさまざまな物資(栄養素)を取り入れて城を存続させます。

城の中には当然大切な物や要人がいますから、敵や泥棒や忍者のような害を加えてくるものは入り口で排除しなければなりません。
そこで城の前には必ず門番がおり、変なものが入ろうとしていたら追い返すわけです。

全く同じことが言えるのが腸の中にいる免疫細胞です。
身体に危害を加えるようなウイルスや病原菌は腸から侵入しようとしてくることが多く、それらをやっつけるために門番役として免疫細胞が腸に集中しているのです。

大量に敵(ウイルス)が押し寄せてきたら入場門(腸)で撃退しなければならないのです。

 

さまざまな兵が城を守る

免疫と一言で言っても様々なタイプの免疫細胞身体の中に存在し、それぞれが特徴を生かして身体を守っています。
例えば攻撃性の高いキラーT細胞やその補佐役のヘルパーT細胞。病原菌を飲み込んでしまうマクロファージ、単独行動をするNK細胞などです。
これらの免疫細胞がそれぞれ得意分野を生かして身体を守っています。

この辺りはそれぞれの働きを理解しようとすると難しいので、城を守るためには侍や忍者、鉄砲隊や弓使いや薙刀使いなどさまざまな種類の兵が協力してお城の護衛をしているんだなと覚えておきましょう。

 

兵士の訓練場が脾臓や骨髄

免疫細胞は骨髄や胸腺で作られますが、更に脾臓で能力を強化する場合もあります。

ちょうど刀の使い方を骨髄で習い、鉄砲隊になるメンバーは脾臓で銃の使い方を習うような感じでしょうか。
骨髄や脾臓で鍛錬を重ねて城の配備へと回っていくのです。

 

城の中にも警備隊を配置

正門で防ぎきれなかった侵入者や正門以外から入り込んできた侵入者(経皮吸収など)は各所で撃退しなければなりません。
そのため城の各所には警備隊が巡回しており、城の中でも戦いができるような状態になっています。

免疫細胞も身体の各所に配備されています。

護衛(免疫)の7割は正門(腸)を守り、残りの3割は各所(全身)を守っているようなイメージですね。

 

門番が暴走を起こすとアレルギーが起こる

アレルギーは身体にとって害のないものを間違えて攻撃してしまう症状です。
つまり門番が見方の訪問者を誤って攻撃してしまい、撃退してしまっている現象になります。

その原因は様々ありますが、ストレスや偏食によって門番が混乱してしまっているのです。
この門番が働きやすい環境を整えることが大切なのかも知れませんね。

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いっしー
いかがでしたか?
城(身体)を守るために日夜働いてくれているのが門番の免疫細胞です。
この門番達が働きやすい環境を整えてあげることで免疫力は高めることが出来ます。
かなり強引な説明ですがザックリと理解してもらえるといいなと思います。

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