ビール・ハイボール・レモンサワー!
ダイエットに良いのは醸造酒か蒸留酒かで判断しよう!


いっしー

石川 威弘(いしかわ たけひろ)
パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター
パーソナル栄養士とは


食べながら健康痩せができるダイエット法を公開中

いっしー
こんにちは。パーソナル栄養士のいっしーです。
みなさんはなんのお酒が好きですか?
僕はお酒が好きなのでよく飲むのですが、お酒を飲むときにどのお酒を飲むのかは気をつけています。
今回は太りやすいお酒、太りにくいお酒をご紹介していきます。

お酒は醸造酒と蒸留酒がある

まずはお酒を大きく2つに分けていきたいと思います。
これは作り方の違いによって分けることが出来ます。
大きな違いは糖質が含まれているかどうかです。

醸造酒は糖質を含む飲み物

まずは醸造酒から解説していきましょう。
醸造酒は日本酒やワインやビールなどが分類されます。

醸造酒はお酒の材料(日本酒ならお米、ワインならブドウ)に麹菌や酵母という菌をつけて醗酵させます。

麹菌がお米やブドウの糖質を分解し、酵母が使いやすい状態に形を変えます。
麹菌が分解した糖質を酵母が食べることでアルコールが作られ醸造酒になっていきます。
最後にお米やブドウのカスを濾過して完成です。

醸造酒の特徴は麹菌や酵母が使いきれなかった糖質がお酒の中に残っているため甘み(糖質)を残した状態で完成するところです。
そのため醸造酒は糖質を含む飲み物です。

糖質だけではなくアミノ酸や各種ビタミンやミネラルなど他の栄養素も残している部分も特徴的です。

醸造酒のすすめ

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蒸留酒は糖質を含まない飲み物

ではもう1つの蒸留酒について解説していきます。
蒸留酒には焼酎やウイスキーやテキーラなど非常に多くの種類があります。

蒸留酒は醸造酒同様にお酒の材料(焼酎であれば芋や麦、ウイスキーであればモルト)に麹菌や酵母をつけて醗酵させます。

醸造酒と同じようにアルコール醗酵が進み、お酒になっていきますが、ここから醸造酒と違う工程をとります。
カスを濾過する前の物(もろみ)を加熱します。
お酒を加熱するとアルコールは水よりも先に蒸発するので、アルコールだけが先に蒸発します。
気化したアルコールが再び冷やされて液体に戻るともろみからアルコールだけ取り除くことが出来ます。
こうしてもろみから取り除かれた濃度の高いアルコールの液体を蒸留酒といいます。
理科の実験のようですね。

アルコールを取り除いたもろみの方にお酒の糖質は残っているため蒸留酒は糖質を含まないお酒となります。

オススメは蒸留酒

醸造酒は糖質を含むお酒のためダイエットの観点から言うと蒸留酒を飲んだほうがいいでしょう。

特にビールは糖質が日本酒やワインと比べて格段多いためビール一辺倒の飲み方はあまりオススメできる飲み方ではありません。
ビール好きには酷な話ですが体型を気にしている場合は飲みすぎに注意が必要な飲み物です。
ビールは乾杯の1杯だけにして早々にハイボールやレモンサワーに切り替えるのが懸命です。

割り物に注意

しかし、焼酎やウイスキーを使った飲み物ならば何でも良いのかと言えばそうではありません。
焼酎やウイスキーなど蒸留酒自体に糖質が少なくても割り物が甘ければ全く意味がありません。

そのためコークハイボールやジンジャーハイボール、カルピスサワーやりんごサワーなどジュースを割り物として使った飲み物は良くないです。

グレープフルーツサワーもグレープフルーツジュースを使っていたり、レモンサワーもお店によっては砂糖を使って少し甘みをつけている場合もありますので、生搾り系のサワーを頼むほうが無難でしょう。

また男性陣でホッピーを飲む人も注意です。
ホッピーのお酒は焼酎のため蒸留酒ですが、ホッピーの割材には糖質が含まれています。注意しましょう。

カクテルや果実酒は飲みすぎないように

カクテルはほぼ100%糖質を含む飲み物です。蒸留酒を使っているジントニックやモスコミュールも割り物に糖質が含まれています。
モヒートでたまに砂糖を使ってないお店がありますが稀なケースです。

また梅酒やカシスやカルーアなどは蒸留酒をベースに果実と砂糖を入れて漬け込んだお酒でリキュールという種類のお酒です。
このリキュールは非常に甘いお酒が多いです。それだけ糖質の量も多くなってしまいますので、食事と一緒に飲むのはオススメできません。
アルコールが入っているためかなり甘くても飲みやすく感じてしまうので注意してくださいね。

カクテルや果実酒は飲むとしても1杯までにしたほうが良いでしょう。

お酒とおつまみのダブルパンチにご注意を

1番気をつけなければならないのはお酒とおつまみのダブルパンチです。

正直お酒単体で見れば糖質が含まれているとは言え、普段の食事と比較すると、さほど問題視するほどの量ではないお酒も多々あります。

しかし、お酒を飲んでおつまみも食べてとなると別問題です。
普段の食事にお酒の糖質が乗っかてくることになるので、完全に糖質の過剰摂取となってしまいます。

そのため、糖質を含む飲み物を飲む時はおつまみを食べすぎないようにするか、糖質の少ない飲み物を選ぶか、選ぶおつまみを厳選するか。
このどれかを選択していただくのが良いでしょう。
個人的には2番目の糖質の少ない飲み物を選ぶことが1番ストレス無く飲み会を過ごすことができると思っています。

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いっしー
いかがでしたか?
まずは醸造酒と蒸留酒の違いと、どのお酒が醸造酒でどのお酒が蒸留酒なのかを把握していただき、糖質の少ない飲み物を選べるようになりましょう。
糖質制限という言葉は好きではありませんが、こうした無駄な糖質はしっかりとコントロールしていくことがダイエットには必要だと思いますよ。

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