いつまでも若々しく、キレイで元気な身体を保ちたいと誰もが思うでしょう。
そのためには日々の習慣が非常に大切です。
老化を進めてしまう悪い習慣を知らず知らずにやっていませんか？
今回は老化の原因となる10の習慣をご紹介します。
しっかりチェックしてみてください。
老化を進める習慣
□間食で毎日甘いものを食べている
□ジュースを毎日飲む
□野菜をあまり食べていない
□お肉や揚げ物をよく食べる
□週に4回以上お酒を飲む
□慢性的に睡眠不足と感じる
□タバコを吸う
□運動習慣がない
いかがでしょう。
上記のチェックリストのうち3つ以上チェックが付く場合は要注意です。
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老化が進む原因は身体の糖化(身体の焦げ)が進んでいるから
老化が進む原因として最近注目を集めているのが糖化です。
糖化というのは身体の中で余っている糖質タンパク質とくっつき、老化を進めるAGEs(最終糖化産物)という物質に変化し、老化を進めることをいいます。
いっしー 石川 威弘（いしかわ たけひろ） パーソナル栄養士/エキスパートファスティングマイスター パーソナル栄養士とは 食べながら健康痩せ[…]
この糖化を進めるのが上記のチェックリストにかかれている習慣です。
では、ひとつひとつ解説していきましょう。
血糖値の急上昇が老化を進める
糖化を起こす最大の原因は血糖値の問題です。
食後に血糖値が非常に高くなってしまう食後高血糖や常に血糖値の値が高い人は老化を進める余分な糖質が身体の中にたくさんあることを意味します。
その余っている糖質が老化を進めるのです。
チェックリストに書いてある前半部分は殆どが血糖値を上げてしまう習慣です。
この習慣を続けると糖尿病のリスクが高まる上に老化も同時に進めてしまうわけです。
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牛丼やカレーライスやラーメンなど一品料理だけの食事
昼食や夕食で牛丼屋やラーメン屋によく行く人は要注意です。
サラダや味噌汁などが付いたセットメニューを選んでいればまだいいですが、牛丼だけ、カレーだけ、ラーメンだけという選択をしてしまうと血糖値は急上昇してしまいます。
一品料理のみの食べ方は糖質の塊をダイレクトに入れてしまうようなものですから血糖値は急上昇してしまいます。
これは食後高血糖に繋がる最も悪い食べ方なのでしっかりと野菜をセットに添えてあげましょう。
働く男性のみなさん、気をつけましょう。
毎日甘いものを食べている
三時のおやつは必ずチョコレートを食べている。
職場のデスクの上には常に甘いものを常備している。
女性の場合はこちらの方が多いのではないでしょうか？
この習慣も非常に老化を進めてしまう習慣の1つです。
お腹が空いている時に甘いものを入れてしまうと血糖値は一気に急上昇を起こします。
これも老化を進めるAGEsを増やしてしまう原因の1つです。
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ジュースを毎日飲む
こちらも毎日甘いものを食べているのと変わらない内容です。
ジュース、特にコーラやサイダーなどの炭酸飲料にはとてつもない量の砂糖が入っています。
普段何気なく飲んでいるそのジュースが老化を進めているかも知れませんよ。
野菜をあまり食べていない
野菜をあまり食べていない人は要注意です。
こちらも血糖値の側面から言えば、野菜を食べずに食事をすると血糖値は上がりやすいです。
野菜から先に食べましょうという言葉は聞いたことがあると思いますが、食事で野菜を一緒に食べることで糖質の消化吸収を穏やかにしてくれます。
また野菜には血糖値とは別に糖化を抑えてくれる効果があります。
野菜に含まれるポリフェノール類が糖化を抑えると言うことがわかっています。*1
色の濃い野菜を食べることで食物繊維とともにポリフェノールをしっかりと摂ることでアンチエイジングを目指しましょう。
お肉や揚げ物をよく食べる
老化を進めるAGEsは食べ物からの摂取にも気をつけましょう。
AGEsは糖質とタンパク質が熱によってくっつくことで出来上がります。
そのため焼いたお肉やベーコン、ポテトフライなどは非常にAGEsの量が多い食べ物です。
日頃からこうしたお肉や揚げ物を食べることが多い人は身体の中で既にAGEsが溜まっているかも知れません。
→焼肉を食べると体力がつくという迷信について(coming soon)
週4日以上の飲酒
お酒をよく飲む習慣も老化を進めるため気をつけなければなりません。
お酒を週に4日以上飲む人は週に3日以下の人と比べてAGEsの蓄積量が多いことがわかっています。*2
AGEsは糖質以外にも作られる原材料があります。
その材料がアルコールと脂質です。
アルコールは分解されていく過程でタンパク質とくっつくことでAGEsを生み出します。
しかしアルコール(中でも日本酒やワイン)は適量であればAGEsの蓄積を抑えたり心臓病のリスクを抑える効果があるという結果もあり、適量を守れば大きな問題にはなりません。
適量は日本酒で1~2合、ワインでグラス2~3杯、ビールで中瓶1本程度が目安となります。
睡眠不足
睡眠不足も老化に繋がる要因と言われています。
睡眠不足が続くと血糖値が上がりやすいという研究結果もあります。*3
慢性的な睡眠不足で血糖値が上がり、インスリンの効き目が悪くなることでAGEsの生成も行われやすくなります。
慢性的な睡眠不足を抱えている場合は生活習慣から見直す必要がありそうです。
運動習慣がない
こちらも血糖値を上げる原因としてよく言われるものです。
食後に運動をするだけでも食後血糖の上昇を抑えられるほか、筋肉中に糖質を貯蓄する能力が高くなりますので、運動を意識することはアンチエイジングに非常に重要です。
エスカレーターではなく階段を使う。ひと駅分歩いてみる。
そんな簡単なものからスタートしていくといいでしょう。
喫煙習慣
喫煙に関しては百害あって一利なし。当然老化にも繋がっていきます。
タバコの葉っぱは熱処理して乾燥させる過程でAGEsを作り出します。
それを吸い込むことで身体にAGEsが溜まってしまい、老化に繋がると言われているのです。
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誰でも1つくらいは当てはまるものがあったのではないでしょうか？
1つくらいであればそこまで気にすることもありませんが、複数ある場合は生活習慣を見直してみるといいでしょう。
悪い習慣を知って、アンチエイジングな習慣を取り入れていきましょうね。
*1: https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/19/061000020/061800003/?P=2
*2: https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/091400050/?P=5&cs=arw_n
*3: https://dm-net.co.jp/calendar/2018/028549.php
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